どうしようもない世界から。 ただひたすら走っただけなの。 怖くて悲しくて寂しくて。 だけど。 どうしてかな。 纏わり尽く雨は、ぜんぜん不愉快じゃない。 きっと。 辛さだけを与えるこの世界から 逃げられないのはあたしのほう。 降りしきる霧雨の中に見つけた虹は。 恋焦がれるほどの 白昼夢